皆さん、遂に令和になりましたね…!
実感がないような、あるような気分ではありますが、皆さんはいかがでしょうか?
TV観ていても思いましたが、本当に大晦日を感じさせる世間の賑わいにやっぱり元号が変わるって、ドキドキな部分もありますが、それ以上に素敵な出来事なのだと思わざるを得ませんでした!
令和の意味が示してくれるように、これからの日本が”明日への希望と共に、日本人1人ひとりが大きな花を咲かせる”、そんな時代を作っていってくれると信じています。
前置き少し長くなりましたが、
平成最後の4月28日に私は前回も参加した、「医療業界交流会」という私が一見行ってはいけないような場所に行ってきました。
今回はメディアでもよくご出演されている眼科の平松類先生が来られるということで、どんなお話を聴けるのか楽しみで向かいました。
到着後、もうちょうど始まったところでお話を聴いていると、冒頭はご自身の自己紹介から始まったのですが、眼科の先生であるはずなのに、いきなりお年寄りのお話が出てきました。
そこからどんどんお年寄りの傾向と私たちがどう考え、付き合っていくことができるかについて話され、そこから少しずつ眼について話していただきました。
皆さん、お年寄りの方たちと話す時、大きな声で耳元で話す方がいいと思いますよね?
実はそうではなかったんです!!
お年寄りの方たちは特に「高くて、大きな声」だとキーンと響きやすくしっかり聴こえないそうなんです。しかも耳元で話されると、口元も見れないので何を話したか理解できていない方が多いそうです。
それでもお年寄りの方たちは、聞き返すことが申し訳ないと思い、分かったフリ・聴こえたフリをして頷いていて、内容を聞き返すと分かっていないとなるのです。
つまり、私たちが誤った会話の仕方でお年寄りの方たちは”頑固で上手にコミュニケーションが取りづらい”と思われがちなのだそうです。
私は祖父母と接するときも何も気にせず、高い大きな声を出しては、聞き返されることも多かったし、耳があまり良くない祖母にはキーンとするとよく言われていたことを思い出しました…
確かに、本当に頑固な方も中にはいますが「全てのお年寄りの方たち」がそうではなく、私たちがそれを分かった上でお付き合いしていけば、行動も変わりますし、もっと素敵な関係性を築いていけるのではないかと先生は教えてくださいました。
なので、お年寄りの方と話す際は「正面でできるだけ低い声でゆっくりとした口調で」話すのがいいんです。
「老人」という言葉も悪いイメージを持ちやすいですが、人は老いていく生き物で悪いイメージを持つ理由は全く無いとも教えてくださいました。
他にも沢山教えていただきましたが、今回は特に印象に残った部分を紹介しました。
今回の交流会を通して、私たちからお年寄りの方に対してできることはまだまだ沢山ありますし、まず大前提として、”相手の目線に少しでも立とうとする意識”が大切なのではないかと感じました。
ただ、私たちはまだその年齢を経験したわけではないので、難しい部分もあるかとは思いますが、
一方的に「お年寄りだからこう!」と決めつけるのではなく、私たちから「こういう部分もあるんだ」、とか「良い関係を作っていきたい」などこちらから歩み寄る姿勢は取れるのではないかと思います。
そんな学びや気付きが沢山あった交流会でした。
私自身、実際は眼については気になっていた部分は沢山あったので、最初このお年寄りの方の話に戸惑いは隠せませんでしたが、聴き終わった後は眼のこと以上にお年寄りとのことで今まで私が勘違いしていたことへの衝撃が大きく、この話を皆さんに少しシェアしたいと思い記事にしました。
これから日本はずっと言われているように、少子高齢化がどんどん進んでいて内閣府によると、
”2036年には3人に1人が、2065年(私も既にその時は高齢者…)には約2.6人に1人が65歳以上”と言われています。
ということは、今後更にお年寄りの方たちとの付き合い方が私たちにとって重要になってくるのではないかと思います。
この記事を観て、思うこともいろいろあるかもしれませんが、
皆さんが今後お年寄りの方たちと接する際に「あ、そういえばこんなこと言ってたな」と思い出して、少しでも意識と行動を変えてもらえるととても嬉しいです。
最後に、貴重なお話をしていただいた平松先生と一緒に同行してくれた方への感謝とともに、
平松先生が出版されている本も購入し、サインもいただけ大満足の1日でした。
以上となります、ありがとうございました!!